おばあちゃんの遺伝

おばあちゃんはものすごい巨乳だった。

私の母はどうみてもAカップ。中学生になり自分の体が気になり始めた私は、母の胸を見て、自分もこうなるんだろうとガッカリしたものだ。

しかし母から「おばあちゃんはものすごい巨乳だから大丈夫。あんたはおばあちゃんに顔も体系も似てるから、きっと胸もおばあちゃんに似るよ」と言われ、おおいに期待した。「えー太って見えるしいやだよ」と言いながらも心の中ではガッツポーズしまくっていた。

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結局中学生の間はブラジャーをつける必要もないくらい胸は小さいままで

高校生になっても成長せず、女子高だったのでよく巨乳vs貧乳でなにかと対決をしていたのだが私は勝手に貧乳グループに振り分けられていた。

30半ばになった今、私の胸は大きくなるのを待てずにしぼんでしまい、垂れている。1度も脚光を浴びることなく、下を向いてしまっている。

独身の私に対して母は「あんたはそこだけお母さんに似ちゃったんだね…足が太くて短いのはおばあちゃんに似て、胸が小さいのはお母さんに似て…悪いところばっかり遺伝したね…だからなのかな…」と、かなりひどいことを申し訳なさそうに言ってくる。

20代の時は巨乳になりたくて相当悩んだが

30代になると貧乳であることのメリットもかなりあると思えるようになり、自分の胸を受け入れられるようになった。

服で悩む必要がない、走っても揺れない、肩こらない、Bカップ以下の下着はセールになってることが多いのでお金がかからない、ノンワイヤーブラでも対して影響がないので肌にやさしい、など。いくらでもメリットはあるのだ。

若いころの自分には「自分らしさが1番大事だから大丈夫だよ」と励ましてあげたい。